産後骨盤矯正　座った時に尾骨が痛い

30代女性で産後骨盤矯正に通う方が、お子さんを三角座り（体育座り）で長時間抱っこしていて、尾骨が押し広げられるように痛いと訴えてきた。

この座り方は尾骨が骨盤の中に巻き込まれる感じになり、仙骨も後ろに傾き、姿勢が非常に悪くなる座り方である。

産後で骨盤をつなぎとめている靭帯が緩い状態では、仙骨や尾骨の歪みは大きくなりやすい。それ故に、尾骨に体重をかける座り方をしてしまうと、痛みが出るということになる。

まずは、骨盤の歪みを調整し仙骨と尾骨の傾き、捻じれを調整する。手法は、真体療法。

そして、骨盤の靭帯である、仙腸関節靭帯、仙結節靭帯の緩みを引き締めた。手法は、イネイト活性療法。

そして、実際の立ち座りでの仙骨、尾骨の動きの微調整。手法は、自然形体療法。

これで、座って後ろに体重をかけるようにしても、尾骨に痛みは出なくなった。

しかし、靭帯のや緩みや、ついつい背中腰を丸めてしまう癖は、体力低下、全身の疲労のためであり、育児優先の現在の状況では致し方ないと思う。定期的にメンテナンスで調整をするのが現実的であろう。

最後に、エネルギー充填をして終了した。手法はアーシング気功エネルギー療法。

整体・ヒーリング かつげん堂