朝起きたら腰が痛い　原因　ギックリ腰

朝、起きた時にぎっくり腰になる人が良く来院されます。

ぎっくり腰は、筋肉や筋膜の過剰な緊張状態です。引きつりですね。

重いものを持ち上げようとした時のギックリ腰も、引きつりがありますが、この時は筋肉・筋膜の損傷も併発していることがあります。

朝起きた時のぎっくり腰は、　　”筋肉・筋膜の緊張と腰椎や骨盤の靭帯の緩み”　　　が原因の場合が多いです。

酷い疲労やストレスにさらされ続けていると、副腎からホルモンが分泌され筋肉が過剰に緊張します。脳はそのストレス状態を何とか乗り切ろうと、さらに頑張ってホルモンを分泌するので、筋肉の緊張は増すばかりです。

筋肉が緩めばいいのですが、ストレスの継続で交感神経が緊張しているので自力では中々上手くいきません。そして今度は、その頑張ってる過剰な緊張状態を緩和するために、脳が靭帯を緩めようとします。そして寝ている間に、筋肉が緊張してて靭帯が緩んでいる状態ができ上がってしまうのです。

そんな時ですから、意識もしっかりしない状態で起き上がったり、顔を洗う時などの何気ない動作で、ゆるんだ靭帯が関節を支えきれないために、緊張した筋肉がさらに緊張して支えようとし引きつり、ぎっくり腰となってしまうのです。

元々は、酷い疲労やストレスにさらされ続けたことによる体力低下、つまり生命活動エネルギー不足ですので、休養が一番です。

動けるようになって整体に来られたら、エネルギーを充填して自律神経のバランスを整え、筋肉や靭帯の調整をしていきます。