080-4029-4768
〒663-8204 兵庫県西宮市高松町10-22 アムール西宮北口202
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「起立性調節障害」と身体の歪み
朝起きられない「起立性調節障害」と身体の歪み ―その仕組みと原因、そして回復への道―
最近、子どもや思春期の若者を中心に、朝起きられない、立ち上がると気分が悪くなるといった症状で悩む方が増えています。
こうした状態は**起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)**と呼ばれ、自律神経の働きの乱れによって起こるとされています。
しかし、単に「自律神経が乱れている」と言われても、その原因や仕組みが分からないままでは不安が残るものです。ここでは、起立性調節障害がどのように起こるのか、身体の構造や歪みとの関係も含めて分かりやすく解説し、改善への考え方をお伝えします。
●起立性調節障害とはどんな状態か 起立性調節障害とは、立ち上がったときに血圧や心拍をうまく調整できない状態です。主な症状として次のようなものがあります。
・朝なかなか起きられない ・立ち上がるとめまいがする ・頭痛や吐き気が出る ・午前中は調子が悪く、午後になると回復する ・動悸や強い疲労感 ・学校や仕事に行けない
特に特徴的なのは、朝がつらく、午後や夕方になると元気になるという点です。これは自律神経のリズムが崩れていることと深く関係しています。
●発生の仕組み なぜ朝起きると具合が悪くなるのか 人は横になっているとき、血液は体に均等に分布しています。しかし朝起きて立ち上がると、重力によって血液の多くが下半身へ移動します。
通常であれば、自律神経が働いて ・血管を収縮させる ・心拍数を上げる という調整を行い、脳への血流を維持します。
ところが起立性調節障害では、この調整がうまくいきません。その結果、 立ち上がる ↓ 血液が下半身に集まる ↓ 脳への血流が一時的に不足 ↓ めまい・吐き気・頭痛 といった症状が起こるのです。
●起立性調節障害の主な原因 起立性調節障害は一つの原因だけで起こるものではなく、いくつかの要因が重なって発症します。
① 自律神経の未成熟や乱れ 思春期は身体が急激に成長する時期であり、自律神経の働きが追いつかないことがあります。これが血圧調整の不安定さにつながります。
② 睡眠リズムの乱れ 夜更かしやスマートフォンの使用などにより、体内時計が遅れると自律神経のリズムが崩れ、朝の血圧調整がうまく働きません。
③ 精神的ストレス 学校生活や人間関係などのストレスは、交感神経と副交感神経のバランスを乱す大きな要因になります。
④ 身体構造の問題(姿勢・歪み) あまり知られていませんが、身体の歪みや姿勢の崩れも起立性調節障害に影響します。
特に関係が深いのが ・頭蓋骨 ・首 ・背骨 ・骨盤 といった身体の軸です。
●身体の歪みと起立性調節障害の関係 自律神経は、脳から背骨を通り全身に広がっています。そのため、姿勢の崩れや骨格の歪みがあると、神経の働きや血流の調整に影響が出ます。
例えば、 首の歪み ↓ 脳への血流低下 ↓ めまいや頭痛 背骨の硬さ ↓ 自律神経の伝達低下 ↓ 血圧調整が不安定 骨盤の歪み ↓ 下半身の血液循環が悪化 ↓ 立ち上がった時に血液が戻りにくい このように、身体の構造の乱れが自律神経の働きをさらに弱め、起立性調節障害を悪化させることがあります。
●症状を引き起こす「誘因」 発症のきっかけとなる要因としては、次のようなものが挙げられます。
・急激な身長の伸び ・長時間のスマートフォン使用 ・猫背姿勢 ・運動不足 ・睡眠不足 ・精神的ストレス ・季節の変化
これらが重なることで、自律神経がうまく働かなくなり症状が現れます。
<改善への考え方> 回復の鍵は「循環」と「身体の軸」
●起立性調節障害を改善するためには、単に薬に頼るだけでなく、身体の働きを整えることが重要です。
① 睡眠リズムを整える ・夜更かしを避ける ・朝は必ず光を浴びる ・就寝前のスマホを控える これにより体内時計が整い、自律神経のリズムが安定します。
② 軽い運動で血流を促す ウォーキングや軽い体操などで下半身の筋肉を動かすと、血液を心臓へ戻すポンプ機能が働き、起立時の循環が改善します。
③ 水分と栄養をしっかりとる 血液量が不足すると、血圧の調整が難しくなります。十分な水分とバランスの良い食事は回復の基本です。
●歪みの矯正と姿勢の改善 もう一つ重要なのが、身体の軸を整えることです。 ・頭の位置を整える ・背骨の柔軟性を回復する ・骨盤を安定させる
こうした調整によって ・脳への血流 ・自律神経の伝達 ・全身の循環 が改善し、身体が本来の調整力を取り戻します。
歪みの矯正とは、無理に骨を動かすことではなく、呼吸や姿勢を通して身体の自然なバランスを取り戻すことです。
(まとめ) 起立性調節障害は、決して怠けや気持ちの問題ではありません。 自律神経の未成熟、生活リズム、ストレス、そして身体の歪みなどが重なり、朝の血圧調整がうまく働かなくなっている状態です。
しかし身体の仕組みを理解し、 ・生活リズムを整える ・血流を改善する ・身体の軸を整える といった取り組みを続けることで、回復していくケースは多くあります。
身体は本来、回復する力を持っています。 その力を引き出すためには、症状だけを見るのではなく、身体全体のバランスに目を向けることが大切なのです。
活源堂~西宮わたなべ整骨院
電話番号 080-4029-4768 住所 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町10-22 アムール西宮北口202 受付時間 8:00~21:00 定休日 不定休
26/03/14
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朝起きられない「起立性調節障害」と身体の歪み
―その仕組みと原因、そして回復への道―
最近、子どもや思春期の若者を中心に、朝起きられない、立ち上がると気分が悪くなるといった症状で悩む方が増えています。
こうした状態は**起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)**と呼ばれ、自律神経の働きの乱れによって起こるとされています。
しかし、単に「自律神経が乱れている」と言われても、その原因や仕組みが分からないままでは不安が残るものです。ここでは、起立性調節障害がどのように起こるのか、身体の構造や歪みとの関係も含めて分かりやすく解説し、改善への考え方をお伝えします。
●起立性調節障害とはどんな状態か
起立性調節障害とは、立ち上がったときに血圧や心拍をうまく調整できない状態です。主な症状として次のようなものがあります。
・朝なかなか起きられない
・立ち上がるとめまいがする
・頭痛や吐き気が出る
・午前中は調子が悪く、午後になると回復する
・動悸や強い疲労感
・学校や仕事に行けない
特に特徴的なのは、朝がつらく、午後や夕方になると元気になるという点です。これは自律神経のリズムが崩れていることと深く関係しています。
●発生の仕組み
なぜ朝起きると具合が悪くなるのか
人は横になっているとき、血液は体に均等に分布しています。しかし朝起きて立ち上がると、重力によって血液の多くが下半身へ移動します。
通常であれば、自律神経が働いて
・血管を収縮させる
・心拍数を上げる
という調整を行い、脳への血流を維持します。
ところが起立性調節障害では、この調整がうまくいきません。その結果、
立ち上がる
↓
血液が下半身に集まる
↓
脳への血流が一時的に不足
↓
めまい・吐き気・頭痛
といった症状が起こるのです。
●起立性調節障害の主な原因
起立性調節障害は一つの原因だけで起こるものではなく、いくつかの要因が重なって発症します。
① 自律神経の未成熟や乱れ
思春期は身体が急激に成長する時期であり、自律神経の働きが追いつかないことがあります。これが血圧調整の不安定さにつながります。
② 睡眠リズムの乱れ
夜更かしやスマートフォンの使用などにより、体内時計が遅れると自律神経のリズムが崩れ、朝の血圧調整がうまく働きません。
③ 精神的ストレス
学校生活や人間関係などのストレスは、交感神経と副交感神経のバランスを乱す大きな要因になります。
④ 身体構造の問題(姿勢・歪み)
あまり知られていませんが、身体の歪みや姿勢の崩れも起立性調節障害に影響します。
特に関係が深いのが
・頭蓋骨
・首
・背骨
・骨盤
といった身体の軸です。
●身体の歪みと起立性調節障害の関係
自律神経は、脳から背骨を通り全身に広がっています。そのため、姿勢の崩れや骨格の歪みがあると、神経の働きや血流の調整に影響が出ます。
例えば、
首の歪み
↓
脳への血流低下
↓
めまいや頭痛
背骨の硬さ
↓
自律神経の伝達低下
↓
血圧調整が不安定
骨盤の歪み
↓
下半身の血液循環が悪化
↓
立ち上がった時に血液が戻りにくい
このように、身体の構造の乱れが自律神経の働きをさらに弱め、起立性調節障害を悪化させることがあります。
●症状を引き起こす「誘因」
発症のきっかけとなる要因としては、次のようなものが挙げられます。
・急激な身長の伸び
・長時間のスマートフォン使用
・猫背姿勢
・運動不足
・睡眠不足
・精神的ストレス
・季節の変化
これらが重なることで、自律神経がうまく働かなくなり症状が現れます。
<改善への考え方>
回復の鍵は「循環」と「身体の軸」
●起立性調節障害を改善するためには、単に薬に頼るだけでなく、身体の働きを整えることが重要です。
① 睡眠リズムを整える
・夜更かしを避ける
・朝は必ず光を浴びる
・就寝前のスマホを控える
これにより体内時計が整い、自律神経のリズムが安定します。
② 軽い運動で血流を促す
ウォーキングや軽い体操などで下半身の筋肉を動かすと、血液を心臓へ戻すポンプ機能が働き、起立時の循環が改善します。
③ 水分と栄養をしっかりとる
血液量が不足すると、血圧の調整が難しくなります。十分な水分とバランスの良い食事は回復の基本です。
●歪みの矯正と姿勢の改善
もう一つ重要なのが、身体の軸を整えることです。
・頭の位置を整える
・背骨の柔軟性を回復する
・骨盤を安定させる
こうした調整によって
・脳への血流
・自律神経の伝達
・全身の循環
が改善し、身体が本来の調整力を取り戻します。
歪みの矯正とは、無理に骨を動かすことではなく、呼吸や姿勢を通して身体の自然なバランスを取り戻すことです。
(まとめ)
起立性調節障害は、決して怠けや気持ちの問題ではありません。
自律神経の未成熟、生活リズム、ストレス、そして身体の歪みなどが重なり、朝の血圧調整がうまく働かなくなっている状態です。
しかし身体の仕組みを理解し、
・生活リズムを整える
・血流を改善する
・身体の軸を整える
といった取り組みを続けることで、回復していくケースは多くあります。
身体は本来、回復する力を持っています。
その力を引き出すためには、症状だけを見るのではなく、身体全体のバランスに目を向けることが大切なのです。
活源堂~西宮わたなべ整骨院
電話番号 080-4029-4768
住所 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町10-22 アムール西宮北口202
受付時間 8:00~21:00
定休日 不定休